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伝統工芸職人の種類一覧。日本には色々な職人さんがいます!

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こんにちは。

弱小文化財応援ブログ「おらがまち」まちこです。

 

伝統工芸にはたくさんの種類があって、それを支える職人さんの種類もたくさん。

 

知っている職人さんもいれば、全くしらない職人さんもいます。

 

 

今回は、「伝統工芸の職人さんをざっと一覧にしてみた!」です。

伝統工芸の職人の種類一覧

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伝統工芸の世界に就職したいと考えている人は、実はたくさんいます。

ただ、その機会や場所、職種などがよくわからず、結局最終的に諦めてしまう人も多い。

 

漆関連の伝統職人になりたいんだけど、一体全体どんな職種があるのか。

 

ただ単に漆を塗るだけなのかな?

希望的にはデザインや彫刻もしてみたい。

でも、それってどんな職人さんになればいいのかな?

 

この様にちょっと疑問に思うことってありますよね。

ざっくりではありますが、下の一覧を参考にしつつ探してみてください。

 

今回は、工芸を中心にまとめてみました!

※気づいた点、追加する職人さんなどがありましたら、随時更新中。

人形

  • 日本人形職人/こけし工人

 

ひな人形や市松人形、こけしなどをはじめとした日本の伝統的な人形を作成している職人です。

材料や作り方などがそれぞれの人形によって異なり作業工程がたくさんあるので、部位や材料によって職人さんが多岐にわたるのが特徴です。

彫刻

  • 木彫刻師/能面師/神楽面職人/木版画職人・摺師

 

木材を使用して様々な彫り物を作り上げる職人です。

置物の像彫刻や面、木版画などがあります。

道具

  • 竹細工職人/箸職人/和竿職人/和楽器職人/桶職人/樽職人/筆職人/墨職人/硯職人/線香職人/箒職人

 

日々の生活の中で必要なものを作る、わたしたちにとても身近な職人さん。

一度は見たことがあるものばかりなので、親しみやすい。

職人さんが作るとなると、どれも大量生産ができないので比較的高価なものが多いのですが長持ちしてくれるものばかりです。

家具

  • 指物師/桐箪笥職人

 

指物は板を組み合わせて作る家具のことをいいます。

嫁入り道具の一つとして桐箪笥などがあり、当代から孫の代へそのまた次へと引き継ぐことも可能で何十年と利用することができます。

神仏具

  • 仏壇職人/仏具職人/仏師/神祇調度装束職人

 

神社仏閣だけでなく、各家庭にも需要のある神仏具。

ホームセンターなどでも販売されるようになりましたが、今でも職人さんが作ったものは重宝されています。

 

一人の職人さんが一からすべてを作るのではなく、木の下地を作る職人や彫り物をする職人、蒔絵をする職人、漆を塗る職人なども関わっているので、一会社として起業していることも多いです。

神輿や装束、御簾や几帳なども製作されています。

 

仏師は工房などがあり分担作業をしているところもあれば、一人で一体を作り上げる職人もいます。

  • 漆器職人/塗師/蒔絵師/螺鈿職人/印伝職人/漆掻き職人

 

日本の代表的な工芸品の一つ。

漆を利用して、漆器や美術品などを作ります。

 

日本の工芸のありとあらゆるところに利用されている漆ですが、漆の木自体が減少し、さらにこれを管理する漆掻職人さんも減少の一途を辿っています。

 

ちなみに印伝とは、鹿皮に漆の模様を塗りつけること。

昔はお財布などに利用されていました。

  • 和紙職人/うちわ職人/扇子職人/提灯職人/達磨職人

 

和紙から作られる工芸品。

 

中でも、和紙職人は日本の伝統を昔から今もずっと支え続けています。

文化財の修復作業のときも和紙は利用され、日本のみならず海外でも需要度が高い。

  • 風呂敷職人/押絵羽子板職人/鯉のぼり職人

 

布から芸術品をつくる職人さんたち。

 

風呂敷もただの四角い布切れと思われがちですが、職人が作ったものは包んだ時にいかに美しく文様が見えるかなど緻密に計算されています。

金属

  • 彫金師/鍛金職人/鋳物職人/七宝職人/錺師/刃物職人/刀鍛冶/研師/原型職人

 

金属の伝統工芸品は、刀だけでなく農具や大工道具などの刃物や彫金師のように金属に彫り物をする芸術品をつくる職人などがいます。

生活用具から芸術品まで、用途として多岐に渡ります。

 

なかでも原型職人は、古代から鋳物を形作るための原型を作り上げる職人さん。

今でこそ3Dプリンタがありますが、昔はそれを立体に起こす作業をしていました。

現在では職人としての技とハイテク技術が利用されています。

ガラス/陶磁器

  • ガラス吹き工/切子職人/陶磁器職人/絵付師

 

土や粘土、石などを材料にガラスや陶磁器を作る職人。

 

体験工房などが結構あるので、一般人でも経験し易いです。

興味を持たれたら、一度教室に通ってみるのも面白いかもしれません。

石/木/竹

  • 印章彫刻師/和ろうそく職人/石工/炭焼職人/竹細工職人

 

石や木材、竹を原料に工芸品を作ります。

炭焼職人は現在の日本の職を支える縁の下の力持ち。

 

石工はイコール墓石と思われている人も多いですが、石の灯篭や彫刻品を作ったりするのもこちらの職人さんたちです。

建築

  • 大工/宮大工/鳶工/瓦職人/瓦葺職人/左官/畳職人

 

日本の伝統的建造物を作る職人さんたち。

家一つ建てるにも、たくさんの職人さんたちの力が必要。

 

どれをとっても日本の建造物には大事な職人さんたちばかりです。

園芸

  • 庭師/盆栽職人

 

日本庭園を日本らしくする職人さんたち。

 

日本的なワビサビを理解し作り上げるので、芸術的センスの必要な職人かもしれません!

服飾

  • 織物職人/染物職人/友禅染職人/和裁職人/足袋職人/下駄職人/製糸職人

 

日本の衣装を綿々と伝え続けている職人さん。

 

製糸職人は、布を作る根本。

今でこそ機械で紡いでしまいますが、今でも手でやっている職人さんはとっても貴重です。

 

その他

  • 花火師/表具師/装こう師/碁石職人/碁盤師/将棋盤師/べっ甲職人/水引職人

 

娯楽的な部分にも工芸品があふれているのも日本ならでは。

もっとたくさんの種類の職人さんがいると思いますが、勉強不足で思い浮かぶものを随時更新していきます。

 

表具師や装こう師は、文化財の修復などでも活躍している職人さんです。

職人になるためにできること~まとめ~

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伝統工芸の職人になるためにできることってなんだろう。

 

まずは、その職人さんについて知ることが第一歩です。

 

職人さんのことを知ったら、その職人になるためにはどうしたらいいのかを考えましょう。

大学を出た方がいいのか、職人さんに直接弟子入りをした方がいいのか、独学でも可能なのか、それとも企業に就職した方が早いのか。

 

それぞれ職人さんによって事情は大きく異なります。

 

また、就職先を探すにしても具体的に知らなければならないのは職人さんの種類だけではありません。

 

その伝統工芸がどこで盛んなのか。

このような地理的な知識も必要になります。

材料の確保や風土的な条件が必要な場合など。

 

本やネットの中にある情報はごく一部。

自分で足を使って調べることで、たくさんの人とのつながりもできてきます。

 

こうした調べ物の中から、自分に合ったことやりたいことって結構出てくるものですよ。

 

「そうか!自分は職人さんじゃなくて、それを守る側の人間になりたかったんだ!」

とかね。

 

 

まちこのおせっかりシリーズとなりつつある、歴史関連の就職先問題。

伝統工芸職人一覧の中には、自分の目的の職人さんはいましたか?

 

もしあったなら、そこで終わりにしないでどんどん行動してくださいね!

  

↑ こちらの本は、伝統工芸の職人になるための基本的な知識がざっくりとまとめてあって、とっても読みやすい本になっています。

さらに工芸だけでなく、伝統文化に関することも記載されているので伝統芸能・伝統武道などについても知りたい人におすすめです。

 

<参考文献>