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翡翠から作られる勾玉の効果。下手なおまじないより確実に効く。

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こんにちは。

弱小文化財応援ブログ「おらがまち」まちこです。

 

日本の古代のアクセサリーといえば「勾玉」を思い出します。

古代人が神聖視し、当時は国の重要な輸出物でもありました。

 

金よりも価値があっととも。

 

とくに日本の糸魚川から産出される翡翠はとても重宝されていました。

 

 

今回は「翡翠の勾玉の効果は、下手なおまじないより効く」理由を歴史オタクが解説します。

翡翠とは

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歴史に裏付けされたものには、何かしらの確実な理由が存在します。

 

長く続けられたものにも理由がありますし、無くならなかったものにも理由があります。

例えば、老舗にも存在する理由が存在します。

 

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古代人が何かというと利用してきた漆にもちゃんと理由があります。

 

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つまるところ、対価があるから存在価値があるわけです。

 

今回の「勾玉」も綿々と引き継がれてきている歴史の産物その一つ。

そして、その勾玉の材料となる「翡翠」も同じ。

 

歴史の面白いところで、必要とされないものというのは必然的に姿を消してしまうものなんです。

残っているということは、ちゃんと意味があるということ。

 

歴史を紐解いていくと、自然とその価値もわかってきます。

勾玉と翡翠の関係

勾玉と翡翠の関係は切っても切れないもので、日本では、

 

「勾玉と言えば翡翠、翡翠と言えば勾玉」

 

というイメージがすっかり定着していますよね。

 

勾玉は、日本の古代から珍重されていきた装飾品であることはよく知らています。

ただ、その形や由来については謎に包まれ、現在に至っても確実な考証がされていません。

 

あの独特な形には、再生を願ったため、月の形を模した、胎児の形を真似たなど、いくつもの諸説が存在します。

 

丸く縮まった曲線の中に再生のパワーを溜めているともされ、尾の向きを内向きに変えることで自分のパワーとして取り込み、外向きにすることで悪い気を出してくれる言われています。

 

運気の流れを調整し自分の健康状態も良くするために古代人が愛用していたのか、神聖視していたのかはわかりませんが、とにかくその形に何かしらの意味が存在し、それを身に着けることで得られる効果というものを期待していたはずです。

 

さらにその勾玉に翡翠を利用したことも注目されます。

 

詳しくは、勾玉の歴史については「勾玉とは?」を読んでみてくださいね!

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軟玉と硬玉

翡翠は、中国を中心にアジアでは非常に人気のある宝石で古代から現在に至るまで愛用されています。

世界各地に産出されていますが、ミャンマーが現在は一大生産地。

 

ああああちなみに勾玉の形に加工して利用していたのは日本だけ。

 

翡翠は「軟玉(ネフライト)」「硬玉(ジェイダイト)」の2種類あり、見た目はほぼ同じですが化学構成が全く異なります。

読んで字のごとく、柔らかいタイプと硬いタイプ。


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軟玉は柔らかいからぐにゃぐにゃしているのかというと、そうではなくてやはり翡翠は翡翠。

宝石の一つです。

特徴としては、軟玉はモース硬度(ひっかいた時の傷つきやすさ)は硬玉よりも低いものの壊れにくさは硬玉より高いと言われています。


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石としてどちらが優劣があるとは言い難いですが、硬玉は産出量が少ないがゆえに希少価値が高いといわれています。

日本の翡翠の高価さ

日本でも翡翠は産出されていて、新潟県糸魚川市や北海道などがあり、世界的に見ても珍しい硬玉が産出されています。

 

この翡翠のおかげで、縄文時代から世界最古の翡翠文化が日本には存在していました。

当時から価値のある翡翠を利用して、外国と貿易をしたり交流したりしたと考えられています。

日本各地のほか、中国や朝鮮半島からも日本独特加工品である翡翠製の勾玉が発掘されているので、どれだけ価値の高いものであったかがわかります。

 

ちなみに古代日本や中国では緑色の翡翠が大事にされてきました。

テレビや雑誌、博物館で紹介されているものも翡翠は緑色が多いですよね。

翡翠の色による効果

そのため翡翠は緑色だと思われがちですが、多様な色が存在ます。

その効果もそれぞれ違います。

深い青色で、流通量が極端に少なく希少価値が高い。

青翡翠は、不安を和らげる効果があります。

黒翡翠とも。

ポジティブな気持ちにさせてくれます。

みどりの翡翠と同じくらい流通量が多く、比較的手に入りやすいのが白翡翠。

疲れた心を癒してくれる力があるとされています。

ラベンダー翡翠とも言われ、緑・白とともよく見かける翡翠の一つ。

海外では人気の翡翠で、乳白色に紫が混ざった色合い。

 

効果は、不老不死の効果があり、とくに内面から安定して健康にしてくれます。

深みのある赤色の翡翠。

情熱や邪気払いに効果があると言われています。

珍しい翡翠で、落ち着いた色合いの黄色。

精神力を高めてくれます。

橙(オレンジ)

翡翠の中でも希少価値がとても高い。

ミャンマーなどで産出されます。

金運アップさせる効果があります。

そして緑。

古代から珍重されてきた最古の宝石とも言われています。

効果は、すべての色の効果を持っているとされます。

そもそも石には力がある

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そもそもおまじないや下手な護符やお守りを買うくらいなら、パワーストーンを買う方が断然効果があると断言します。

 

まちこは占い師でも宗教家でもありませんし、パワーストーン販売店の回し者(笑)でもありませんが、歴史的に見ると確実に石には力がある。

石の力を使った歴史

石で治療をするなんてのはよく聞く話ですし、ある宝石を持っていると死人が出る、家が不幸になるなんてお話も。

今でも科学的根拠に基づいて、石の磁気を利用した肩こり解消ネックレスもあります。

 

ちなみにまちこも半信半疑でマグネットネックレスを半年ほどつけていますが、面白いぐらい筋肉痛にならない(笑)

岩盤浴も効果絶大ですよね。

 

石を使った宗教的な施設もあります。

日本の神社にも石をご神体にしたものや、世界的に見まわしても石による宗教施設は数多い。

周辺に近寄ると方位磁針が狂ったりすることから、特別な地であるかのような感覚に陥ります。

肌的感覚とでもいうのか、そういったところというのは磁場的に他とは特異なところが多いようです。

 

鉱物として考えると、石には磁気的な力によって外部に影響を及ぼすことがわかります。

 

そういった石を持っているのと、おまじないなどをして幸せになるのとを比べたら、そりゃ確実に前者を選びますよね。

 

おまじないは人間の信じる心を利用したものですが、信じない疑問を感じている時点で効果は期待できません。

でも、石は確実に外部に影響を及ぼす力があります。

翡翠の力をもらう~まとめ~

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地産地消ではありませんが、そこにはそこにあったものが存在します。

 

お水も自分の土地のものがいいし、その土地のお米をその土地のお水で炊くほどおいしいものはありません。

 

つまり、翡翠は日本人には最適の宝石。

さらに古代から日本人が身に着けてきた勾玉に加工されるということも、やはり何かしらの意味があってのこと。

 

神社などの祭祀の道具、天皇家の三種の神器の一つとして勾玉があったことから、マイナスの存在としてではないことも納得できる事実。

 

勾玉や翡翠がちょっと欲しいな~と思ったなら、日本産で日本で加工されたものを探すことをおすすめします。

 

 

翡翠から作られる勾玉の効果を存分に感じてみてください!

 

以上「おらがまち」まちこでした。