おらがまち

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マニアックな地元ネタは利益がでない。だからこそ、今は自分がやるしかない?

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こんにちは。

弱小文化財応援ブログ「おらがまち」まちこです。

 

「地方ネタ」というと、マニアックな地元民しか知らないようなネタ、ですよね。

地方の飲食店の情報とか、そういうことじゃないですよ。

 

こういったネタって知りたいと思っている人結構います。

 

「おらがまち」では、地方の弱小文化財を応援するブログとして立ち上げましたが、こういったマニアックなネタというのは、地方の住人しか知りえない情報が多々あります。

 

今回は、この地方ネタの存在についてちょっと考えてみたいと思います。

色々ため込んだものをぶっちゃけてみたいと思います!

 

それでは早速!

文化財で商売?

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どうせ、うちのお祭りのことなんて誰も知らないし。

 

と思っているわたしたちですが、なんでそのお祭りのことを知らないんでしょう。

 

それは「情報がないから」。

「情報がないから」だから「知らない」んです。

 

情報がないのは、誰もそのネタを提供していないかからにほかなりません。

 

誰もやらないのはなぜか。

 

それは「利益」につながらないから。

利益にはならないからやらない

ネットの検索をするのは一体どんな時なのか、というと「知りたいこと」があるときです。

 

例えば、ダイエットをするにあたって、どんな運動があるのかとか、どんなサプリメントがあるのかとか、どんな器具を使えばいいのかとか、色々調べますよね。

 

健康関連や金融関係など、身に迫って危機的な状況にあるとき、失敗すると大変なことが起きるかもしれないという不安などがあるとき、そういった場合かなりの確率でネットで検索をします。

 

だからネットの世界では、健康関連の情報やお金に関する情報など山のようにざっくざっく検索結果として出てきます。

 

これは「=(イコール)」調べる人がいる内容ほど「利益」につながるからです。

 

商品の開発・販売もできるし、セミナーを開くこともできる、必ずどこかで大きなお金が動くわけです。

 

じゃあ、利益につながらないものってはなんでしょう。

 

それは、いわずもがなまちこがやってるようなことです。

 

文化財のことなんて、誰も興味もないし、ここから利益が生まれるという想像がとてもつもなく難しいジャンルだからです。

 

もちろん商品の開発・販売なんて、どうしたもんでしょう。

角度を変えてものならあるかもしれませんが、文化財で商売をしている人なんて聞いたことがない。

だから誰もやらない

商売をする上で、利益は最優先事項です。

これは当たり前。

 

世の中はこの「お金がまわる」ことで成り立っています。

 

ぶっちゃけ文化財の世界なんて、公共機関のお金で動いているようなもの。

お金がまわる範囲がものすごく狭いです。

 

それに文化財でお金儲けをするって、なんだか世間的に風当りが悪い気もするし、それを商売にするってなんだか罰当たりな気もするし、あんまりいいイメージがないんですよね。

 

だから、企業などはこうしたことを大々的に取り上げて情報を流すようなことはしません。

手間もかかれば、イメージダウンにもなりかねないからです。

 

なので、どんどん情報が少なくなっていきます。

情報が少なくなると、それを知る機会もなくなっていきます。

知る機会もなくなれば、それをもっと調べようと思う人もいなくなってきます。

だから、どんどん情報を提供しづらくなってくる。

 

悪循環に陥ります。

 

ネットで「文化財」のこと調べても、1ページ目に出てくるのは公共機関の公式サイトなどです。

でも、小難しく書いていてなんのこっちゃわからない情報が多いです。

興味のない人なら、まずじっくりゆっくり読むことなんてない。

 

みんなが見ない人のサイトを作っても、その人にとってはおいしいことなんてなんにもなくなってしまいます。

 

まちこも時々、モチベーションがガクンと下がるときがさすがにあります。

 

でも、誰かがやらないと、誰もやらないジャンルなのもまた事実。

 

どうにかこうにか、今現在続けていますが、これがいつまで続くかわたしにもわかりません。

それに、これをどれだけの人が見て共感してくれているのかもわかりません。

www.oragamati.com

寂しいじゃないですか。

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でも、本当に地方のこうした文化財(まちこの場合はお祭りネタ)は、どんどんなくなって行っています。

 

わたしの故郷のお祭りも人手不足や、神輿の修復が出来なくそのまま放置されているもの、お祭り自体を維持できなくなって休止してしまっているもの、たくさんあります。

 

お祭りの中には、人が人伝いに教える踊りやお囃子などが多いです。

この「人伝い」に伝承されるものを文化財では「無形」のくくりとしています。。

 

この「無形」のものって、後世に形を残すことってとっても大変なんです。

 

教える人もいないければならないし、教わる人もいなければなりません。

そしてそれを永遠に続けて行かなければならないからです。

 

きっと興味のない方にとったら、「だからなんだ?」というお話かもしれません。

 

だって「お祭りの一つなくなっても、日本は危機には陥らない」のだから。

はい、もはや勝手な使命感です。

なので、ここまで来るともはや勝手な使命感でしかありません。

 

まがりなりにも「文化財保護」の勉強をしてきて、今までの人生でなにかそれを役にたてた時期があっただろうか、とふと思うのです。

 

文化財だけではありませんが、この地方のどよ~んとした活きの悪さって、地方在住の人ならだれでも少なからず感じるところかと。

 

地元で就職したくても、それだけ生活をして行ける基盤がない。

だから、都会に出て行く。

 

その中には、地元に居たかった人だっていると思います。

いつか実家に帰ろうと思っている人もいるかもしれません。

もちろん、都会の生活の便利さを痛感して実家に戻らない人もいると思います。

 

でもいざ故郷に帰ろうと思った時に、昔から続いていたお祭りがなくなっていた。

 

なんてことになっていたら、ものすごく寂しくないですか?

 

お祭りだけではありません。

 

昔、自分が七五三をやった近所の神社が、もうすでになくなっていたとしたら?

学校に行く途中にあったお地蔵さんたちが壊れて、荒れ地になって、誰もお地蔵さんのお世話をしていなかったら?

 

寂しいじゃないですか。

わたしだけか?

 

なくなることを前提に考えるのはとても悲しいことですが、ならばせめて記録に残しておきたい、とまちこは思うのです。

 

いやいや!無くさせたくないから、こうしてブログで情報発信しているのですが!

マニアックな地元ネタは自分がやるしかない?~まとめ~

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地方の文化財など、地方に根付いたマニアックなネタというのは、どれも「自分」しか知り得ません。

 

それに、そうしたネタって常に絶滅に危機にあります。

 

だって誰も情報を発信しないのだから。

 

だから「今は自分がやるしかない」と思うわけです。

 

だから、あえてわざわざめんどくさいことしませんか?

まちこのように、マニアックなネタで利益にもならない情報ですが、ブログ・ホームページやってみませんか。

www.oragamati.com

  

ブログであればはてなブログをおすすめしてます。

「おらがまち」もこちらを利用中。

 

ブログじゃなくてもホームページでもいいと思います。

 

今はクラウドの時代なので、一昔前のようなホームページ作成の手間暇はあんまりかかりません。

データ管理やらなんやらめんどくさいこともありません。

無料のとこもたくさんあるし、初心者にも簡単にできます。

 

どうですか?

パソコン操作とかがネックだったら、ちょっとハードル下がりましたか? 

 

妙な使命感でもいいと思います。

単に地元を知ってもらいたいという気持ちでもいいと思います。

記録として残しておきたいってのでも。

 

誰かがいつかこうしたネタを書いてネットにアップしてくれるだろうと思っていても、誰もやってくれません。

 

だから「今は自分がやるしかない」んです。

 

もはやここまで来ると意地でしかありません。

でも、誰かがやらないといけないことだと、わたしは勝手に使命感に燃えています。

 

この記事を読んでくれる人が少しでも増えることを願って。

 

 

以上「おらがまち」まちこでした。

 

 

あなたも自分の地元のお祭りをネットで情報発信してみませんか?

同志たちよいざ行かん!