こんにちは。
弱小文化財応援ブログ「おらがまち」まちこです。
観光に行くときに参考にするものってありますか?
観光雑誌のるる〇や〇っぷる?
それとも、その地の観光サイトなどでしょうか?
歴史大好き人間まちこは、旅に出ると必ず立ち寄るところがあります。
それは、現地の観光案内所。
とくに歴史旅など、目的を持っていく旅なら絶対行った方がいい!
というわけで、今回は「歴史旅は観光案内所のパンフレットをゲットせよ!」です。
一般的な情報では足りない
もし雑誌やサイトなどを参考にするなら、相当専門的に突っ込んだサイトや雑誌でなければなりません。
一般観光向けのものでは全然情報が足りません。
なぜなら歴史旅をする人間は、とにかくマニアック。
自分で下調べをし、さらに現地にて現場の詳細を記録・チェックをします。
お寺や神社を巡るのが趣味な人なら、旅行雑誌の地図の中の寺社を赤丸チェックなんて普通で、どういった順路で散策した方がいいとか、いろいろ準備をします。
かくいうまちこも、ここの神社に行って次はこっちのお寺、その次にこことここで、最後にコレ。
なんて具合に道までチェックしたりします。
でも、これって意外にめんどくさいんですよね(笑)
しかも、ペーパーレスが進む昨今でこれをやるにはやっぱり紙ベースがいい。
圧倒的に歴史旅には紙地図を推奨する!
ついでに言うなら、切符も紙にしてついつい残してしまう。
わかってくれた同志!ありがとう!
地図を見るだけでもわくわくする。
マニアックな歴史旅に必要なもの
そこで気づいたのが、現地の観光案内所。
郷に入っては郷に従えではありませんが、頭の中であれやこれやとシュミレーションするよりも、現地の人に聞くのがとにかく早いのに気づいた。
最初はるる〇や〇っぷる付属の地図を持って、観光案内所に行って目的のお寺や神社の行き方なんぞを聞いてました。
でも、観光案内所のお姉さんもあんまり細かくマニアックに聞いてくるもんだから、途中でとある地図を提示。
それがなんと、その地区の寺社の彫刻の点在位置を地図化したもの。
しかも、その紙の裏面にはそれぞれの寺社の彫刻の詳細情報が載っていたという。
このときまちこは、寺社の懸魚や蟇股などの写真を撮るために情報集めをしていたのですが、まさに欲しかったのはコレ!!
すごい!!!
ただの観光なら、あのお寺に行った後にそこのカフェによって、あっちのお土産屋さんに寄ってホテルに帰ろう~となる。
なので、地図上に色んな情報が必要なんですが、歴史旅のようにマニアックに攻める旅だと、他の情報で歴史情報が埋もれてしまうのです。
痒いところに手が届かん!!!
パンフレットコレクション
そんなわけで、観光と歴史旅を兼ねた旅が多いまちこは、まずはるる〇や〇っぷるのような観光雑誌で下調べをし現地に赴きます。
ポイントは、そのときに現地の観光案内所の場所を確認すること。
観光案内所があれば、現地に行ってすぐにそこに行きます。
観光案内所は大抵、駅のすぐ近くや大きな観光場所にあるので比較的見つけやすいのもいいところ。
行けばわかりますが、観る人が見れば宝の山です。
例えば、市役所主催の観光サイトである▼▼寺を紹介していたとします。
サイトの中では、開閉時間や参拝料など簡単な説明と、寺院の写真が数枚。
でも、パンフレットの中にはそれだけでなくそのお寺の歴史やそれに関連する寺院の紹介。
さらには地図などもこと細かに掲載されていたります。
歴史旅には持って来いの情報が満載なわけです。
観光案内所なので、もちろん他の情報も仕入れることが可能。
そこまで行くと、ここで道がどんづまりでとか、ここから数分のこの辺りにおいしい定食屋さんがあるとか、山頂まで行くと夕日がきれいでとか。
しかもリアルタイムの情報を手に入れることができるので、今そこの手前で工事をしているから、こっちの町から回って行った方がいいですよ。
なんてことまで教えてくれる。
効率的に歴史旅が出来るのです!
そして帰宅するとそこでもらったパンフレットが貴重な資料となって、いつのまにやらパンフレットコレクションが増えていく。
このパンフレットが、マニアックな内容が多いのでなかなか捨てられないのです。
最近は、市町村サイトなどの観光ページでPDFダウンロードできる所が増えてきたのでありがたい限りです。
観光案内所がないなら~まとめ~
でも、最近はあんまり観光客が来ないところや少子高齢化が進んでしまって、駐在する人を確保することが出来ない。
もしくは、それだけの人件費を市町村で確保することが出来ないなんてのもザラです。
それなら次に狙うは、郷土資料館。
その地域の歴史をストックしている場所なので、下手したら観光案内所よりも詳しい情報がもらえる可能性が大です。
観光案内所も郷土資料館も閉館してた!
そんなときは、思い切って市町村役場に行くのも手。
お役所の人たちを悪く言う人もいますが、意外に丁寧に教えてくれます。
忙しい合間を縫ってくれるので、ダラダラと長く質問したりせず、欲しい情報だけサッと聞いてくださいね。
行くときは、教育課や文化財課などの専門分野のドアを直接たたくのではなく、まず受付の方に聞くのがいいです。
地域で作っているパンフレットなどがストックされていることが多いので、それで済むことがほとんどです。
もし、もっと詳しく聞きたいことがあるのなら、事前にアポをとって来館してください。
迷惑かけないのが大事。
観光案内所なんて、雑誌やサイトがたくさんあるから行くことなんてほとんどないよ。
という人もいるかと思います。
でも、本当に面白いとこ。
まちこの地元の観光案内所も、閉所してしまっているところがチラホラ多く見受けられます。
確かに地方の観光案内所って人全然いません。
だからこそ、いろいろ教えてくれるのですが(笑)
お役所のみなさま!
観光案内所を頼りに旅に来ている人もたくさんいるんです。
もっと、観光案内所に活躍の場所を与えてあげて下さいね。
観光案内所はただのトイレの場所を聞きにくる場所だけ、バスや電車の時間を聞きに来るだけの場所、宿泊施設を確認するだけの場所、ではありません。
こんなんだったら、そりゃ閉所しちゃうでしょう。
サイトや雑誌で調べることが可能なんだから、人件費もったいないですよね。
色んな需要があると見越して、AI化するなど面白い方法を模索するのも面白いかも。
頑張れ!
地域の観光案内所!!
パンフレット見るだけでも充分だのしい。
そして宝。
無くすのだけは勘弁して~
マニアックな歴史旅には、地方の地方のこれまた地方の観光案内所は命綱だ。
以上「おらがまち」まちこでした。