おらがまち

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神前式の特徴とは?日本人が白色を好きな理由や三三九度の本当の意味を解説します!

こんにちは。

「おらがまち」管理人まちこです。

 

このブログを書いていると神社のことたくさん調べます。

そんでちょっとしたデータを発見しました。

2012年度調査(首都圏)

キリスト教式 60.9%
神前式 15.7%
人前式 20.6% 

 

↓↓↓

 

2017年度調査(首都圏)

キリスト教式 57.7%(ー3.2)
神前式 19.3%(+3.6)
人前式 22.7%(+2.1)

 

※ゼクシィ 結婚トレンド調査2017調べ

首都圏のデータなのですが、2017年度と5年前の2012年で「神前式」がグッと一番の伸び率になっています。

 

そうなんです。

「神前式(しんぜんしき)」、最近流行っているみたいなんです。

 

 

でも意外と知らない神前式。

 

白色が好まれるのは日本人だから!

三三九度の本当の意味!

などなど。

 

知ってて損は絶対にしない、おせっかいまちこによる神前式豆知識を披露します!

 

それでは早速。

神社での結婚式

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神前式の歴史

今のような一般の人が知っている「神前式」が始まったのは、大正天皇が行った東京大神宮での結婚式だと言われています。

 

「私も同じような結婚式がやりたい!」って人がたくさんいたことで広まって行きました。

明治33年(1900)のことなので、まだ100年ほどしかありません。

 

神社での結婚式なのでとても古いと思われがちですが、まだまだ歴史的には新しい挙式スタイルなんです。

神前式の流れと儀式の本当の意味

下に項目がずらっと並んでいますが、一般人にはほぼ理解不能です。

簡単に進めますが、興味のある方はそれぞれのワンポイントも読んでみて下さいね。

参進の儀(さんしんのぎ)

参列者が並んで拝殿へ向かいます。

いわゆる「花嫁行列」です。

OnePoint

「参進」とは、神様の前や偉い人の前に進み出ることをいいます。

 

新郎新婦、両家両親、親族の順に並んで参道を進み拝殿に入るのが普通です。

 

参道というと神社の前の出店などが並ぶ道路と思われるかもしれませんが、本来は神社の中(境内(けいだい)の結界内のことを指します。

現在の花嫁行列は鳥居から境内を通り拝殿までというのが普通です。

 

ちなみに本殿は神様が坐する場所なので、一般人が入れるのは拝殿までです。

修祓の儀(しゅばつのぎ)

参列者は心身を清めるためにお祓い受けます。

OnePoint

「修祓」とは式を始める前にお祓いすることで、しゅうふつ、しゅうばつともいいます。

頭を下げた状態で、神職が祓詞(はらえことば)を述べ、大麻(おおぬさ:榊の枝に麻と紙垂をつけた道具)、切麻(細かく切った麻と細かく切った白紙を混ぜた道具)、お米、塩、塩水などを用いてお祓いを行います。

 

結婚式に限らず、神社では冠婚葬祭では必ず行われます。

 

一般的なのは、頭を下げたまま大麻を振る形が多いです。

献饌の儀(けんせのぎ)

神前にお供えもの(おそなえもの)供えます。

省略されることもありますし、事前に行われている場合もあります。

OnePoint

 「献饌」とは神前にお供えものを供えることで、けんせんともいいます。

 

お供え物は「神饌(しんせん)」とも呼ばれ、今でこそ果物や魚など生鮮食品を上げますが、本来はちゃんと料理加工されたものを上げていました。

 

供えたものは参列者が食べたり持ち帰ったりして、神様と食事を共にしたという一体感から神の加護を受けれます。

 

儀式の後に持ち帰りが可能だったりしたら、それを食べて初めて「献饌の儀」は完了しますので、是非ちゃんと食べて下さいね。

祝詞奏上(のりとそうじょう)

神職が結婚を神に奉告(ほうこく)します。

OnePoint

「祝詞」は仏教でいうところのお経のことです。

 

神様を讃えるものであったり、神様にお願いをする文章であったりします。

 

祝詞は経本の様な本ではなく紙で袋に入れられています。

 

神事の一番初めに行われる「祓詞」も祝詞に含まれます。

誓詞奏上(せいしそうじょう)

新郎新婦が誓いの言葉である誓詞を読み上げます。

新郎が全文読ん新婦は名前を言うだけです。

 

全文覚える必要はなく、ちゃんとカンペ紙ありますのでご安心ください!

三献の儀(さんこんのぎ)

三三九度(さんさんくど)を行います。

OnePoint

「三献」と「三三九度」は同じ意味で、男女が同じ酒を飲み交わすことです。

 

初めに男性が三度、次に女性が三度、最後に男性が三度の合計九度飲みます。

 

日本では共に食事をすること同じものを食べることで、相手と一体化するという考えがあります。

三献の儀は夫婦が一体となることで、先に行う献饌の儀は神と一体になることを意味します。

神楽奉納(かぐらほうのう)

 巫女がお祝いの舞を踊ります。

玉串奉奠(たまぐしほうてん)

榊の枝に紙垂(しで:和紙を細長く切ったもの)をつけた玉串を神前に供えます。

OnePoint

一般に榊の根本を神に向かって置きます。

 

榊は常緑樹で清浄さを表す木で、心清らかに神様の意志に従います。という意味があります。

 

よく聞く「玉串料(たまぐしりょう)」は、こうした神事(祈祷)の時に玉串の代わりに納める金銭のことです。

「初穂料」はお守りやお礼などとして納める金銭ですが、熨斗袋に何を書いたらわからない時は神社に直接聞くのが一番良いですよ。

 

結構いろんな人が神社に直接聞くらしく、変な話相場なんかも教えてくれます。

指輪の交換

新郎新婦が指輪をお互いにはめます。

親族固めの盃

参列者(親族)全員がお神酒を飲みます。

OnePoint

これも三献の儀と同様に意味があり、共に同じものを食べることで相手と一体化するという儀式です。

三献の儀は夫婦、献饌の儀は神、親族固めの盃は血縁者が一体となるという意味があります。

退場

 一同が神前に拝礼し、祝いのあいさつをして退出します。

 

 

これらの順番は神社などによって多少前後したり省略されたりすることがありますが、流れ的にはこんな感じです。

 

儀式にはそれぞれ本来の意味があり、現在は形式だけになってしまっているものもたくさんあります。

それを知っているのと知らないのでは、挙式に対する気持ちも大分違ってくるのではないかと思います。

衣装はどんなものがあるの?

結婚式で注目の的といえば衣装ですよね。

特に花嫁の衣装はみんなが注目するところですし、お嫁さん自身もこだわるところです。

 

和装の衣装には実はちゃんとした意味があります。

ではでは細かく見て行きましょう!

新婦

白無垢

白無垢と綿帽子(出典:楽天市場

和装の婚礼衣装の中でも最も格式の高い正礼装です。

魔除けの意味もあるので基本必ず綿帽子を被ります。

OnePoint

白は清純な色として、嫁ぎ先の色に染まるようにと花嫁衣装の定番色ですよね。

 

世界中みても日本人ほど白色を好む民族はいないと言われ、古代では白色の服は最高位のものとされ、着られるのは天皇のみでした。

 

白色は太陽の光の色とされ、神聖なものとして扱われていたためです。

 

白は神道の精神に通じるものがあり、無意識ながら今の私たちにも引き継がれているものなんです。

 

白色の婚礼衣装は平安時代から始まり、室町時代に入ると正式な婚礼の法式として白打掛が着られるようになります。

当初は一番上に着る打掛のみが白でしたが、明治時代に入ると黒引き振袖が定番となり、近現代に入って下着から全て真っ白なものへなって行きました。

 

白無垢と併せて被る綿帽子の原型は中世の女性が小袖を被っていたことに由来し、江戸に入ると小袖が帽子となり、綿帽子へと変化します。

 

綿帽子や角隠しは、怒りや嫉妬の感情を抑えるための道具と言われています。

 

室町時代から流行し始めた能楽における女性というのは、「鬼」の象徴とも言われます。

「般若(はんにゃ)」の面を能楽ではよく使用されますが、これは男ではなく鬼の形相をした女なんです。

 

よく「嫉妬にかられて女は鬼になる」って聞いたことありませんか?

古来より女は鬼になりやすいわけです。

 

そのため、そうした負の感情を抑えるために綿帽子や角隠しを被りました。

鬼と言えば「角」、「角」といえば「頭」っていう発想ですね。

 

綿帽子も角隠しも諸説ありますが、新郎以外に顔を見られないようにするためとも言われています。

色打掛

鮮やかな色打掛(出典:楽天市場

華やかできらびやかな色合いや刺繍がされている衣装です。

引き振袖の上にさらにもう一枚着物を着た状態になりますので、大変重たいのが特徴です。

OnePoint

室町時代に誕生した衣装で、上級武家の女性が小袖に防寒用してきていたことが始まりです。

これがやがて、裕福家の女性の間で婚礼衣装として着用されるようになり、江戸時代に大きく広まったといわれています。

 

昔は「赤」が多かったですが、最近は様々な色があるので、式に色を添えるのにもってこいの衣装です。

これにだいたい角隠しをつける事が多いようです。

黒引振袖

代表的な黒地引き振袖(出典:楽天市場

黒地の引き振袖で、挙式の時にしか着られない衣装です。

綿帽子同様、魔除けの意味を持つ角隠しを被るのが基本の形となります。

OnePoint

白無垢や色打掛のようなものは、昔は裕福な子女のみが着れたもので、民間では黒に裾模様の角隠しというのが一般的でした。

 

黒は白と違い暗いイメージがありますが、実はそんな事はありません。

 

白は「嫁ぎ先の色に染まる」色ですが、黒は「他の誰にも染められない」色です。

つまり、新郎以外の人には染まらないという強い意志の表れの色なんですよ!

 

かっこいい意思表示ですね!

 

最近はこの黒引き振袖も人気が復活してきているようです。

理由を知って選んでいるなら、その人なおかっこいいです。

 

※角隠しや綿帽子の由来等については「白無垢」を見て下さいね。

新郎

五つ紋付羽織袴

現代風の五つ紋付羽織袴(出典:楽天市場

男性の第一の礼装とされる和服です。

紋付の長着に袴をはき、紋付の羽織を着けるのが普通です。

OnePoint

この姿を見れば、すぐに時代劇を思い出されるのではないかと思います。

起源は江戸時代で、当時から格式を重んじる行事で着られていました。

 

 

それぞれ基本的な形はあるものの現在では様々なアレンジがされています。

白無垢でも綿帽子を被らない、和装風のドレスなどを着るなど、神社でもあまりこだわらないところもあるようです。

神前式が行える神社はどこ?

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どこの神社でも神前式を挙げることは可能です。

地元の神社でも良いですし、なるべくご縁のある神社がいいと思います。

 

どこの神社にお願いしたらよいかわからない、という方は専門店を利用しましょう。

最近は専門店での特集を組んで神社を紹介してくれている所もあります。

おすすめの専門店を以下に記載しますので、是非参考にしてくださいね。

 

気をつける事は1つ。

神前挙式を行う人は結構な確率で「吉日」を選びます。

自分の希望の日があるなら、とにかく早めに予約をしましょう!

f:id:oragamatiko:20180801153116j:plain神社の特集を掲載してくれている専門店

神社での結婚式の豆知識~地元の神社が一番大事~

そもそも「結婚式」というスタイルが出来上がったのは、「古事記」の中の神様の時代になります。


イザナミとイザナギが地上に降り立った目印として棒(天の御柱(あめのみはしら))を立て、その周りを回り、さらにお互いを見て「あら素敵」「なんとかわいい」って言葉を交わしたことから、「結婚」というものが成立しました。

 

昔の結婚式っていうと、両家酒を酌み交わすって感じの時代劇がよくありますが、これは室町時代に始まった作法です。

それ以前は夫が妻の家に通う「通婚」などもあり、形式は様々でした。

 

しかも、「一夫一妻」になったのは明治時代。

長い事「一夫多妻」が認められていましたしね。

結婚というのも今とちょっと考え方が違っていました。

 

私たちが「結婚式」と想像するものは、ごくごく最近のもので、どれもまだまだ100年ほどの歴史しかありません。

 

しかし、これから日本の結婚式がどのように変わって行っても、こうした歴史の中にある日本人の気質というものは変わらないはずです。 

 

最後にもう一つだけ。

 

実は神社はあなたの住んでいるすぐそばの神社が一番大事だと言われています。

 

お嫁に行くなら、旦那さんのお家の鎮守ですね。

なので、出来る事ならそこの神主さんにお願いして神前式を行うのが一番いいです。

もし難しいなら、親族だけ、もしくは両親兄弟、もしくは二人でも構いませんので、必ず一言そこの神様にお参りすると、そこの地で安心して過ごすことが出来ると言われています。

 

地元の神社に報告が済んでいないあなた!

早速お参りに行ってくださいね。

f:id:oragamatiko:20180801153116j:plainさりげなく地元紹介

まちこの地元の安房神社は「夫婦円満」のパワースポットとしても知られています。

安房神社の主祭神「天太玉命(あめのふとだまのみこと)」と后神の「天比理刀咩命(あめのひりとめのみこと)」は、今でも毎年のお祭りの時に共に行動するほどの仲良し夫婦です。
安房神社でも神前式やってますので、ご縁のある方は是非いらしてくださいね。

www.oragamati.com

まとめ

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教会式や人前式だとあまり気にしない事なのですが、神前式は新郎新婦双方の信仰する宗教に関わってきます。

 

あまりこだわらないお家なら良いのですが、熱心なクリスチャンだったり、仏前式(仏教式の挙式)ではなければならない、など、それぞれのお家の事情があります。

本人同士は問題なくても、親族や祖父母の宗教上の関係で神前式はダメって方もいます。

 

まずは、双方の信仰する宗教を確認してから挙式の話を進めましょう。

 

また、神前式は作法なども理解していないとちょっと不安に感じるものも多いかと思います。

そこはウェディングプランナーに相談したり、直接神社に確認するのが良いです。

 

神社は結婚式を行うだけの場所ではありません。

 

初詣や子供が生まれれば七五三のお参り、土地土地のお祭りなども行われるところでもあります。

人生において密接にかかわることが多いので、神社での挙式・披露宴は大変有意義なもの だと思います。

 

 

それぞれちゃんと意味がある儀式や衣装なので、是非豆知識に活用していただけるうれしいです。

まちこでした。