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天皇はサラリーマン!特別公務員として働いているって知ってた?

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こんにちは。

弱小文化財応援ブログ「おらがまち」まちこです。

 

天皇は、どこかに訪問してニコニコ手を振っているのが仕事。

わたしたちは案外こんな風にとらえています。

 

でも、実は本当の仕事はこれではありません。

普段は優雅にお茶でも飲んで、ショッピングでもして、ちょっと旅行に行ってのんびりぶらぶらしているって?

いやいや、全然暇はありません。

 

ではでは一体天皇のお仕事ってどんなことなんでしょう。

 

天皇家の不思議について歴史からまとめてみました。

 

それでは、マニアックな世界へ行ってみましょう!

天皇はサラリーマン

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「天皇」は、「天皇」という職種についているわけではありません。

天皇は「特別公務員」という扱いで、いわばサラリーマンとして働いています。

 

実はわたしたちと同じように仕事をしてお給料をもらっているんです。

 

とっても遠い存在だった人が、グッと近くなったと思いませんか?

週休二日の特別公務員

原則週休二日制の特別公務員で、一日の公務時間も8時間。

 

が、これ、決して守られているわけではありません。

個人的には公務員より、そんじょそこらのサラリーマンよりも働いている気がします。

 

外国の要人が来たらその人に合わせてスケジュールを組まなければならないし、どこかへ訪問するときも自分の都合でできません。

公務が入ってしまえば、自分のやりたいことも我慢しなければなりません。

 

飛行機や新幹線、車での長時間の移動。

仕事のために外国の言葉を覚える。

遠出すれば何日も家に帰ってこれない。

これが一年の間に何度も出てくる。

私的な空間なんてほとんどないし。

体調管理は絶対。

公務があればほとんど立ちっぱなし。

イスに座って優雅にお仕事なんてほとんどありません。

 

もちろんずる休みなんてできません。

「ちょっと体調悪いから無理・・・」なんて甘えは許されないんです。

 

そりゃ退位の話しも出てくるわけですよね。

「体力的に限界」って気持ちとってもわかります。 

これを80過ぎたおじいちゃんがやってたんだから、スーパーおじいちゃんとしかいえません。

一日の仕事内容

によると平成の時代ですが、天皇の一日の仕事内容などについて詳しくかかれています。

 

朝7時に起床して朝ご飯を食べ、必ず新聞に目を通します。

9時半に皇后に見送られて、公務室に行くと内閣から届けられた書類などに目を通してサインをしたり、ハンコ(御璽:ぎょじ、天皇の印鑑を特別にこう呼ぶ)を押したりします。

 

そうこうしているうちにお昼の時間になり、お昼休憩。

ちなみに1時間。

 

そのあと午後も同じような公務が続きます。

 

が、日によっては歴史や経済、政治などの専門家、外国の大使などを招いて勉強会をしたり、ゆっくりお茶を飲みながら仕事をするなんて出来ないのが実情。

 

そして17時に公務終了。

 

が、サラリーマンなので残業することもありますし、仕事がどうしても終わらなければ仕事を自宅に持ち帰ってやることもあります。

 

さらに、天皇がお仕事をしている間に皇后は専業主婦、となっているわけではありません。

 

皇后は皇后でやることがたくさんあります。

 

「へ~すごいな~」と思われたあなた!

これはまだまだ序の口。

 

天皇の仕事はこれだけではないんです。

歴史から見る天皇の役目

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ここまで紹介したのは「サラリーマン天皇」についてでしたが、ここからは「神主天皇」についてご紹介したいと思います。

 

天皇の仕事は、わたしたちと同じように出社して書類に目を通して、勉強し日々精進し、出張したりすることばかりではありません。

 

天皇家の綿々と続いて来た、歴史で一番大事な役割は「国民、国の安寧(あんねい)」を願うこと。

 

これが本来の天皇としての仕事。

 

詳しくみてみましょう!

神職としての仕事もある

本来の天皇の地位というのは、簡単にいうと「日本で一番偉い神主さん」。

 

神社での神主さんなどの神職が行う仕事というと、祈祷やお祓いなんかですよね。

 

天皇も同じことをやります。

一般には「宮中祭祀(きゅうちゅうさいし)」とよばれ、1月3日の元始祭にはじまり12月23日天長祭まで、ざっと15。

 

そのほかにも月ごとに行うものや毎朝行うものなどもあります。

 

さすがに月ごと毎朝の行事は大変なので代わりの人が行い、天皇は臨時で拝礼をしたりするのみです。

 

これらはすべて、国民や国の平和や安全を願って行う行事。

戦争が起きませんように、今年のお米が豊作でありますように、天変地異で国民が苦しむことがありませんように。

 

毎回毎回天皇も、そして近所の神社の神主さんも同じことを思ってお祈りしているんです。

 

ありがたい話しじゃないですか。

 

でも、これらは、天皇にとって何よりも大事なこと。

だから、めんどくさいな~、今日は寒いからやだな~、暑いのに着物なんて着てられるかよ、なんて言わず、ただ黙々と行っています。

f:id:oragamatiko:20180801153116j:plain神社の祭祀の詳細はこちらの記事を

お米を作るのが本当の役目

そしてもっともっと遡ると、本当の仕事は「国民のためにお米をつくること」。

 

天皇家の祖先である「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」は、地上の人たちのためにお米をたくさん作ってあげたいと思っていました。

でも、天上での仕事がものすごく忙しかったので、自分の孫である瓊瓊杵命(ニニギノミコト)にその役をやらせます。

 

地上に降りた瓊瓊杵命は、天照大御神から預かった天上の稲穂を国の民のために育て始めます。

そして、この瓊瓊杵命のひ孫は神武天皇となり、初代天皇として日本の国を統治することに。

 

そしてその子孫たる天皇家は、代々「国民のためにお米を作ることがもっとも大事な仕事」として受け継いできたわけなんです。

 

今でも御所内には小さいながらも田んぼがあって、天皇は田植えから稲刈りまで行っています。

 

 

実務的な公務だけでなく、こうした仕事もしているのかと思うとすごいですよね。

 

もう一つ、こうした宮中祭祀を行うとき、内容によっては禊(みそぎ)身体を清めたり、断食をしたりして挑むこともあります。

夜中の神事や、超朝早い神事もあります。

これに年齢は関係ありません。

 

もはや「すごい」としかいえません。

f:id:oragamatiko:20180801153116j:plain天皇の仕事と神様の仕事と私たちの仕事について

天皇家はおもしろい~まとめ~

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天皇は公務員とお話しましたが、それは戦後になってから。

 

それまでは、自分のところの土地や株券や公債などを所有し、建物、美術品などを持ち結構な資産を所有していました。

なので、その資産額は結構なものでした。

 

それが、戦後GHQの指示により、皇室のものはすべて国の管轄するところとなり、天皇家は「自営業」であったのが急に「公務員」になってしまったわけです。

 

なので、一時たいそう貧乏になってしまったときがありました。

 

でも、そのときも天皇家は文句ひとついわなかったそうです。

ちょうど敗戦後で誰もお金がないとき、自分たちだけわがままをいうことは出来ないと重々承知していたからです。

 

 

現在も天皇家に対しては賛否両論があります。

存続問題にはじまり、女性天皇・女系天皇、プライベートなことなど、いろいろな意見があります。

 

が、歴史大好きまちこ的には、天皇家・皇族が持つ歴史的価値はとっても大きいと思っています。

「天皇」も日本にとっては、一種の「文化財」になります。

 

こうした「文化の財」は、あらゆる面で後手後手にまわされることが多いのが実情。

どんな形に今後なるとしても、あとになって後悔することがないように祈るばかりです。

 

 

以上、天皇のお仕事についてまとめてみました。

「おらがまち」まちこでした。