おらがまち

歴史大好きまちこ主催!弱小「文化財」応援ブログ!

お財布を神棚に置くのは意味がある。歴史から紐解く金運アップ。

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こんにちは。

弱小文化財応援ブログ「おらがまち」まちこです。

 

お金。

欲しいです。

 

だから、金運アップするために色々なおまじないや寺社に行って神頼みしたり、風水を取り入れてみたり。

人間いろいろやります。

 

中でも、日本人が結構やるのが「神棚にお財布」。

 

 

これ、実は歴史的に見ても理にかなってたりする。

 

事実を知ったら、風水や占いを信じないあなたでも納得すること間違いなし!

 

 

今回は「歴史から紐解くお財布と神棚の関係」です。

早速謎解きしてみましょう!

なぜ日本人はお財布を神棚に置くのか

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風水や占いの中に、お財布を神棚に置いておくと金運アップするという方法がいくつも紹介されています。

 

金欠の人はわらにもすがる思いで

 

お財布を神棚に置くだけでいいのか!

 

と、素直に受け取って早速神棚にお財布を置く人もいるんではないでしょうか。

 

単なる神頼み的な発想で神棚にお財布を置く。

 

と思われるかもしれませんが、実はここには日本人とお金と神棚の関係が深く関わっています。

 

お財布だけではなくて、宝くじなども神棚に置いておくといいといいますよね。

 

そこには日本人が納得してしまう、ちゃんとした理由があるんです!

日本人とお金

それにはまず、「日本人とお金」の関係について解明せねばなりません。

 

一般人がお金を身近に感じるようになってくるのはかなり遅くて江戸時代初期。

 

それまでは、かの有名な「和同開珎(わどうかいちん)」(奈良時代)や「宋銭」(平安末期~鎌倉時代)など、歴史の境界所にも載る有名どころの貨幣もあれば、あまり知られていない貨幣まで、数々のお金が存在していました。

 

でも、一般庶民にまで行きわたるほどの流通量はなく、まだまだ物々交換が主流。

しかも、あそこの地区ではこのお金が通用するけど、こっちの地域ではあのお金が通用しない。

なんて具合に統一されたものではなかったんです。

 

転換期が訪れるのは、徳川家康による貨幣制度の全国共通化。

 

大判小判をはじめ、銀貨なども統一され、一気に庶民に行きわたるほどの供給量となります。

 

お金が身近に存在に。

おさつの誕生

お金という経済の基盤ができ始めたことで、さらに大きな動きが出始めます。

 

それまでは金貨や銀貨といった、いわゆるそれ自体に価値のある硬貨だけだったお金に、「紙幣」が誕生します。

 

ただの紙切れが、お金として認識されるように!

劇的変化です!

 

これが、今わたしたちが「おさつ」と認識している「紙幣」のはじまりです。

 

ただし、この「おさつ」、今の紙幣と同じとは言い難いスタイルでした。

 

↓ それがこちら。

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伊勢山田羽書(1610年):wikipediaより

 

一見すると、まるで神社でもらえるお札(おふだ)のようです。

 

 

そうなんです。

 

 

このおさつ。

もとはおふだと同義。

 

そもそもこの紙幣の始まりは伊勢の地とされています。

 

「伊勢」と聞くと「伊勢神宮」を連想されると思いますが、この紙幣には伊勢神宮も一役買っていました。

 

詳しくはこちらの「おさつとおふだの違い。金運アップの風水や占いが信じられない人へ。」の記事へどうぞ!

www.oragamati.com

おふだと同じご利益がある

この紙幣が全国に出回るきっかけをつくったのが、伊勢の信仰を全国に伝えるために行脚していた「御師(おし・おんし)」。

 

彼らは平安時代から活躍していた職業の人たちで、知名度抜群。

伊勢の信仰を伝えるために伊勢神宮のお札を全国に配りまくっていました。

 

日本全国に神棚があるのもこの人たちの営業の賜物。

 

その御師の配るお札と、伊勢の地で発行されたというおさつの原型が混同されるようになり

 

この紙っぺらは、おふだと同じように神聖なものだし、信用があるもんにちがいねぇ!!!

 

と、あっという間に全国に広がり、自治体から藩が発行するものとなり規模も拡大。

お財布はおふだを守るもの

つまり「おふだみたいな紙のお金」は、おふだと同等の扱いを受けていた歴史があったわけです。

 

だから、「おふだ」と同じ存在の「おさつ」(広い意味でお金)を神棚に置いておくのは自然な流れ。

 

そうすると、お金を入れておくお財布を神棚に置くというおまじないや風水の方法はあながち突拍子もない話しではなくなります。

 

お財布をお尻のポケットに入れると、金運アップできない。

おさつを折り曲げてしまうのはダメ。

お財布が汚れているのはよくない。

 

おふだは神様の依代(よりしろ)となる大事な神具です。

 

日本の神様は、依代がないと降臨することができません。

 

そのおふだをお尻で踏んだり、ぐちゃぐちゃにしたりすることはないですよね。

 

こうやって考えると、お財布を大事にしないと金運アップできない理由も納得できるのではないでしょうか。

 

お財布は、大事なおふだを守るための入れ物。

だから大事にしなければならないし、きれいでなくてはならない。

 

そのおふだをまもるお財布を神棚に置くのは、歴史的解釈から紐解くと全く変なことではありません。

 

むしろ民俗学的に考えると、当たり前(笑)

 

お財布を神棚に置くおまじないには、ちゃんとした理由があったんです。

風水もおまじないもちゃんと歴史がある~まとめ~

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まるで、神頼みをするだけかのように

 

神棚にお札を置いておく!

お財布を神棚に置く!

宝くじを神棚に寝かせておくといい!

 

みたいな安易な流れで受け取られがちですが、本当は日本のお金の歴史にちゃんとした理由があるということ。

 

さらに、わたしたち日本人が、それを「なるほど!」と受け入れることが出来る素地があることが一番の理由です。

 

多分、海外の、例えばキリスト教でお家に簡易の礼拝所があったとしても、そこにお金やお財布を置いておけば金運アップになるなんて、誰も思いません。

 

これは、わたしたち日本人の中に刷り込まれた、無意識の宗教の一つだと思います。

 

信じるものは救われるではありませんが、お財布を神棚に置く事は理にかなった日本式金運アップの方法。

 

金運アップの占いや風水が信じられない人でも、これなら納得ではないでしょうか。 

 

 

お財布を布団で寝かせて上がると運気があがると、今人気となっているのがお財布を布団で寝かせるという方法。

 ⇒ 金運アップ習慣【お財布専用ふとん】

 

神様の依代であるお札を布団で寝かせて、リラックス、おもてなしするという意味では、きっといい気持になって金運のパワーを神様が分け与えてくれるかもしれませんね。

 

さらに神棚に置いておけばなおいいかも(笑)

 

 

以上「おらがまち」まちこでした。