おらがまち

知れば知るほどおもしろい!自分の町と日本の文化!

大河ドラマは戦国時代と幕末が多い。もっと自由な時代設定が欲しい。

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こんにちは。

弱小文化財応援ブログ「おらがまち」まちこです。

 

よくテレビで視聴率の話しがでます。

とくに「今年の大河ドラマは最低視聴率を更新!」とかいうのをよくききます。

 

そもそも視聴率ってのは現在のスタンスにあわない測定方法だとは思いますが、年々大河ドラマの視聴率は下がっているようです。

 

が!

 

大河ドラマっておもしろいんです。

 

でも個人的に思うところがたくさんある、というか希望がある。

 

というわけで、今回は大河ドラマについてです。

早速いってみましょう!

なぜ戦国時代や江戸~幕末ばかりなんだ!

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大河ドラマにはある傾向があります。

これはまちこが統計しているだけなのですが、往々にして取り上げられるのは戦国時代~幕末にかけてが多い。

 

なぜか。

答えは単純明快

それは資料が多いから。

 

つまり作品を作り上げやすいからだと思っています。

 

日本の歴史ドラマって結構レベルが高くて、ほかの海外の歴史ドラマよりかなり作り込まれているんです。

 

例えば、ある某国だと時代時代の建物の特徴というのは完全無視。

どの時代でも同じ建物を利用していて、実際の歴史感というものはほとんどありません。

 

また、衣装に関してももはやフィクション。

それはそれで華麗で美しい衣装に魅せられ、ドラマの中に引きこまれるので全然「有り」なタイプの人間なまちこです。

 

といいつつ、この時代にこれはないだろう!

とか

その屋根はもっと時代がくだらないと出てこないよ~

とか

日本じゃないんだから家紋って・・・

とか、心の中で突っ込んでいたりします。

 

でも、日本はそういったフィクションはしません。

歴史の専門家の先生たちの協力を得ながら作り上げられていくため、あんまり時代の矛盾を感じることはありません。

 

これは「大河ドラマ」というブランドが背負うがゆえの使命といっても過言ではないかと。

安易にささっと作り上げることのできない義務が課せられてしまっているわけです。

 

なので

作り込みやすく

矛盾が出来にくく

人物、その時代の資料がたくさん残されている

そういった時代が選ばれているのも納得でございます。

 

日本の文化は大体室町時代を境に、今の文化に近いものとなります。

建物や衣装、生活環境などが比較的すんなり入って来てくれるので受け入れやすいという。

需要があるから仕方ない

そして、その時代の需要が見込まれているということ。

 

本屋さんに行っても、戦国時代や幕末といった時代は小説にも漫画にも映画にもゲームにもなっています。

 

それは、その時代に需要があるということにほかなりません。

 

大河ドラマといっても、テレビのドラマという商売の話になるのだから見てくれる人がいないとどうにもなりません。

視聴率ってのは、このバロメーターだからあんなに注目されるわけです。

 

ちなみにまちこが一番愛してやまない時代は南北朝時代。

足利家って結構おもしろい。

 

↓ 足利尊氏・足利直義兄弟が好きなら読むべき本。

 

NHK大河ドラマの「太平記」大好き!

 

やってほしい時代

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大河ドラマで最も古い時代は、1976年の「風と雲と虹と」の平将門を主人公とした平安時代となります。

それ以前のものはない。

神話時代から奈良時代

でも、個人的にはまさにその時代、神話時代から奈良時代をやってほしい。

 

資料もないし、フィクションに近いものになるのは目に見えているのですが、古代の政権争いというのは、わたしたちがよく見る近現代のものとは全く違います。

 

兄弟、親子という超近親者でまとめられている時代なので、かなりドロドロです。

 

とくに天智天皇・天武天皇という日本の政治や歴史の転換期となったあたりは、壮絶に面白い。(まちこ談)

 

また、仏教伝来のころとか聖徳太子(実在しないとも)のころも劇的。

 

日本特有の兜・甲冑を着て戦をするといった華やかさはないですが、政権内での駆け引きはこの時代特有のものがあって、まちこは大好きなのです。

 

兄妹とか、親子とかの近親結婚とかがあるから取り上げられることがないのか。

モラルの関係でやってもらいのかなぁ。

 

もったいない。

 

だから、古事記や日本書紀を題材にしたものも面白いと思うのです。

ただ、フィクション色のかなり濃いドラマになること請け合いですが。

 

脚本家の先生に頑張ってもらおう!

 

大河ドラマが面白くなくなった?~まとめ~

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最近の大河ドラマが面白くないというのをよくききます。

 

なにが面白くないのか?

それとも脚色の仕方がいけないのか?

人物自体がダメなのか?

 

そもそも大河ドラマの選考基準ってなんだ?

つい先日来年の大河が発表されたと思ったら、2年後の大河ももう決まっていたりします。

 

それこそ選挙ではないけれど、誰を取り上げて欲しいのかアンケートをとってもいいんじゃなかろうか。

 

とある闇情報によると、某県の受信料の支払いが悪いからその県の有名な歴史上の人物が選ばれたとか選ばれないとか。

そんな話を聞くと、なにかしらの利害で選ばれているのかと勘ぐってしまいますよね。

 

まちこの地元でも「あの歴史上の人物を大河ドラマに!」ということで、宣伝活動をしていたりします。

でも、選考基準というものがないのだから、どうしようもない。

 

個人的に最近のNHKは最近面白い番組が多いと思っています。

他局の下手な番組を見るくらいならNHKを見ることが多い。

Eテレとか最近結構ぶっこんでる。

www.oragamati.com

 

だから有名小説だけでなく、漫画やアニメからもネタをもらってもいいんではないか。

ネタの幅も広がるし、

そこを原作にうまいことやれば、新しい風が入って来るんでなかろうか。

 

日本の歴史ドラマって、NHKが一人で頑張っています。

でも、結構難しい内容のものが多い。

 

まちこはNHK好きですよ。

 

大河ドラマ一つ作りにしても大変なんだろうな~というのは暗に感じることはできます。

いろんな制約はあるかもしれませんが、ぶっこむ時期かもしれませんよ!(笑)

 

 

と、今回はまちこが「大河ドラマ」に対して思うところをつらつらしてみました。

個人的には、ほんと天智・天武天皇あたりの大河ドラマが見てみたいです~

 

 

以上「おらがまち」まちこでした。