こんにちは。
弱小文化財応援ブログ「おらがまち」のまちこです。
今船形の中で一番活気がある地区「柳塚」。
新しいお家もたくさんたっていますし、祭礼では一番若さが感じられます。
今回は「柳塚」の屋台をピックアップ。
ではでは早速!
柳塚とは
「柳塚(やなぎづか)」は過疎化や高齢化が進む中で、今一番活気がある地区でもあります。
かつては田園風景が広がる開けた土地でもありました。
八雲神社と厳島神社の縁起等について
船形地区の中央北側にあたり、岡側に八雲神社、浜側に厳島神社の2社を祀ります。
八雲神社
御祭神は「素戔鳴之尊(すさのおのみこと)」。
創建等は不明。
船形の祭礼はじちらが中心となり屋台を出祭させます。
厳島神社
御祭神は「市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)」。
こちらも残念ながら創建等は不明。
「弁天様」と呼ばれています。
県道(かつては国道)の南の崖に建っています。
現在は陸地となっていますが、昔はこの崖のあたりまで海であったそうで、海の守り神である厳島神社を建てた由来であったようです。
各神社の例祭も毎年行われる
船形地区では年に1回、地区として合同祭が行われます。
しかし、この合同祭の他に各神社での小さな例祭も行われています。
夜店(出店)が出店し、太鼓や笛の演奏が行われ、それぞれの神社の例祭がしっかりと引き継がれている地区でもあります。
規模こそ小さくなりましたが、この祭礼はは昔から続く行事の一つです。
柳塚では、八雲神社で6月6日、厳島神社で5月25日に開催されます。
船形地区祭礼
船形地区内の全地区が参加する合同祭で、毎年7月の最終土日に開催されます。
以前は7月26・27日を祭礼日としていましたが、曳手不足などで変更となりました。(初期のころは28日を含めた3日間ありました。)
船形は、昔は船形村と川名村とわかれていましたが、明治12年(1879)の合併により現在の地区へとなりました。
船形合同祭はこれをきっかけに開催されます。
合同祭としては安房でも古く、100年以上の歴史があります。
祭礼の流れは、まず川名以外の全山車・屋台・御船が川名の山車を迎え川名の浜へ行き、今度は川名の山車とともに全地区が堂ノ下の浜までやって来ます。
その後堂の下の浜で「御浜出」をした後、船形の港に集合した後、各山車はそれぞれの地区へ帰って行くのが大まかな順路です。(※残念ながら現在は御浜出は行われていない)
柳塚の屋台について
人形屋台を所有しています。
中に納める人形は毎年借りておりその内容も毎年違い、これもまた見どころの一つ。
現在の屋台は昭和10年に製作、彫刻部分は以前の屋台のものを再利用しています。
彫刻は、東京の彫刻師小島松連の作で、破風に絡む昇り龍下り龍は大変迫力があります。
彫刻などの写真いろいろ
真正面
後ろ側面
真横
真後ろ
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