おらがまち

歴史大好きまちこ主催!弱小「文化財」応援ブログ!

小祭礼が絶滅の危機!館山の休止・中止地区の情報はありませんか?

祭礼休止地区について

館山市内には祭礼がいくつもあります。

 

しかしながら、現在休止されてしまっている地区も数多くあります。

 

このページに掲載されている祭礼休止地区は、管理人が過去集めた情報の中のものです。

現在復活していたり、完全に廃止されてしまったりしているものもあるかと思います。

何か情報をお持ちの方は是非教えて頂けると大変助かります。

 

残された山車や屋台、神輿など文化財的価値が高いものもたくさんあります。

資料や口伝が廃れてしまう前に、備忘録としてこちらのページに残して行きたいと思います。

詳細不明地区について

管理人の勉強不足の為、詳細が全く分からない地区が多数あります。

個々で祭礼を行っているのか、それとも休止してしまったのかわからないため、こちらに掲載させて頂きました。

何か情報お持ちの方是非お教えください。

山車・御輿等をご紹介

富崎(北竜)(子野神社)

館山市の西岬地区海岸沿いにある地区です。

 

子野神社を祀り、屋台1台を持っているようですが詳細は不明です。

祭礼日は8月10日と聞いています。

現在は休止中だそうです。

富崎(松岡)(八幡神社)

松岡は館山市の鏡ヶ浦をぐるっと囲んだ突出している部分、西岬地区にあります。

 

八幡神社を祀っており、かつては安房神社例大祭に出祭していたとの情報があります。

屋台が1台あり、富崎(北竜)よりも先に作られたものと言われていますが詳細はわかりません。

 

現在は休止中と聞いています。

稲(貴船神社)

館山市のJR九重駅あたりの地区です。

祀っている神社は貴船神社です。

 

屋台を1台持っており、10月に祭りが行われていたと言われています。

現在は休止されているそうです。

片岡(片岡神社)

JR九重駅付近の地区です。

片岡神社を祀り、屋台を1台所有しているそうです。

 

竹原から購入し数年後に農道に転落し破損したと言われています。

現在祭礼は行われていない様です。

西長田(諏訪神社)

西長田は館山市街地から白浜に抜けるバイパス道の内陸側にある地区です。

 

道を挟んで反対側の東長田とともに、山宮神社の神輿を担ぎ安房国司祭に出祭します。

西長田に鎮座する諏訪神社の例祭は現在行われていないそうです。

 

所有している神輿などの情報はありません。

f:id:oragamatiko:20180801153116j:plain東長田との合同出祭する安房国司祭

www.oragamati.com

上野原(天神社)

天神社を祀る地区で、館山バイパスの館山総合高校あたりです。

 

天神社はもともと上野原地区の住宅地より少し離れた位置にあり、現在は石碑のみが建っています。

今の天神社は住宅地の中にあります。

 

祭礼の情報などはありません。

西川名(厳島神社)

西岬地区洲崎神社のすぐそばの地区で、厳島神社が祀られています。

 

厳島神社の海上安全・大漁祈願を願って行われる「湯立神事」は「シオマツリ」とも言われ、館山市の無形民俗文化財に指定されています。

毎年1月の成人の日の前日に行われています。

詳しい事が知りたい方は湯立神事(厳島神社) | 館山市役所をご覧ください。

 

また、洲崎神社の例祭日と同日に祭りが行われているようですが、こちらの詳細についてはわかりません。

屋台を1台所有しているとの話も聞きますが、勉強不足の為よくわかっていません。

坂田(熊野神社)

西川名同様洲崎神社のすぐそばの地区です。

熊野神社を祀り、洲崎神社と同じ日に例祭が行われているようですが、詳細は不明です。

 

神輿が1基あるとの情報がありますが、こちらも詳しい事はわかりません。

まちこ豆知識

祭礼の維持の難しさ

人知れず廃れていく祭礼は、日本全国にたくさんあります。

 

きっと、何百年も続いてきた祭礼も、今年の祭礼日を迎えることなく終わってしまうという地区もあるはずです。

地元の高齢化や若者の祭礼離れはどこの地区でも起こりうる事態だと思います。

 

外部の人の力を借りて存続させている祭礼もあれば、地元の人だけでなんとかやろうと頑張っている祭礼もあります。

 

どれが一番最良なのかは、その祭りを維持する人たちの気持ち次第だと思います。

 

ただ問題は人の数だけではありません。

 

山車や神輿など「有形」のものを守っていくためには定期的なメンテナンスが欠かせません。

財政力のある市町村であっても、よほど国宝になっているとか重要文化財になっているのであれば話は別ですが、山車一つ一つに税金をかけるなんてことはまずありえません。

 

必然的に各地元の人たちの有志のみが最後の砦となっているのが現状かと思います。

大金を出して維持するかどうかは、結局祭りの担い手たちでしかないのです。

その山車が荒廃してしまったとしても、それは誰のせいでも無いとしか言えません。

 

資料や写真、語り継がれる口伝がしっかりと残ってさえいれば、無くなってもいいとは全く思いません。

祭りは行われてナンボのものです。

 

しかし、残された「もの」がなければいずれ復活させることも出来ないと思います。

どんな形であれ、その情報が残されていることが大事なのです。

 

また、有形のものよりもさらに維持が難しいのが無形の踊りなどの祭礼です。

 

練習はしなければなりませんし、口伝で残っているものがほとんどで、中止されているものが圧倒的に多いと思います。

全く情報がないと、しばしば聞くのもこの部類の祭礼です。

 

その祭礼を見て知ってくれることも祭礼の維持にはかかせません。

 

各地の祭礼を見て知った情報や、撮った写真などがあれば是非取っておいてください。

もしかしたら、それが貴重な写真や情報となるかもしれません。

このサイトもそんな小さな足がかりなればと思っています。

 

館山や南房総を中心に掲載していますが、日本全国どこの祭礼でも情報があれば掲載します。

地元の弱小祭礼を少しでも知ってもらいたい、情報を残したいという方は是非教えて下さい。

祭りと地方都市: 都市コミュニティ論の再興

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  • 作者: 竹元秀樹
  • 出版社/メーカー: 新曜社
  • 発売日: 2014/04/20
  • メディア: 単行本
 

参考文献・サイト