おらがまち

歴史大好きまちこ主催!弱小「文化財」応援ブログ!

文系の大学だから将来が心配?就職先に歴史を探すべし!

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こんにちは。

弱小文化財応援ブログ「おらがまち」まちこです。

 

大学の就職先に有利とされているのは、専門知識を持ったものと世間一般的にはいわれています。

例えば、法律・医療・経営・システムなどなど。

 

大学だけではなく、専門学校などでも、最初から専攻を絞って進学してしまった方が先の見通しが明るいといわれています。

 

でも、文系の大学などの進学してしてしまうと就職先がなくて、将来は当たり障りのない職種へ就職するパターンが多い。

 

でも、それってナンセンスです。

 

まちこは文化財保存という超マニアックな大学に進んで、パソコンの世界に踏み込んだのですが、社会人になって歳をとった現在思うところがたくさんある。

 

 

というわけで、今回は「文系の大学だからと就職先が狭まるのはナンセンス」のおはなしです。

 

まちこのおせっかいシリーズになりつつあるこのジャンル。

早速行ってみましょう!

文系の大学の将来は心配?

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本が好き。

歴史が好き。

理系よりも、文系の授業がとにかく好きだった。

 

だから、文系の大学に進学。

 

でも、将来の就職先ってなにがあるの?

 

医療大学に行っているなら、自然と病院関係の就職先が想像できます。

法律や経営だったら、おのずと企業経営に携わる仕事。

システム関連なら、IT企業への就職。

 

自分が進む道がなんとな~く定まってくれます。

 

ところが文系だとそうはいかないパターンが多い。

 

全然経営のこととかやってないのに、普通に企業に就職してやっていけるかし!?

経理とか全然出来ないけど、事務職とか出来る!?

 

就職してしまえば、どうってことない悩みなんですが、就職するまでの間はきっと悶々としてしまいます。

歴史の就職先はない?

これ、文系のみならず美術系・芸術系の大学に行った人にも当てはまるかと思います。

 

小説家になりたかったから、とか、漫画家になりたかったとか、芸術家になって好きな作品を作り続けたかった。

 

きっと、その学部に入るとき親御さんは反対した人多かったんじゃないんでしょうか。

 

世間一般的には、文系の歴史や美術・芸術の就職先なんてないと思われていますから。

 

わたしのように、絞って絞って絞りまくった超マニアックなジャンルに飛び込んでしまうと、大学に直接マニアックな会社から求人募集が来たりします。

 

例えば、お城の石垣を専門に直している会社から求人募集があったりね。

 

でも、ひろ~く文系の文学部とか史学部とかになると、将来は普通の企業に就職するんだろうな~という本人たちの暗黙の理解とでもいうべきものがある。

 

だって、ちょっと想像したって、歴史関連の就職先ってパッと思いつきません。

 

文系に入ったらこの道が王道だ!

なんて就職先ってあるでしょうか?

 

大学の教授?小説家?博物館?司書?う~ん、あんまり思いつかない。

 

思いついたあれやこれの職業、なんだか狭き門であきらめようかな~なんて思っちゃいませんか?

就職先は大学が用意してくれたものしか見ていない

もし大学に求人募集の掲示があったとします。

 

おそらくほとんどが、一般企業からの事務職・営業職・販売かと。

 

でも、本当はそれがやりたいんじゃないんですよね。

 

歴史の勉強をせっかく4年間やってきて、卒業論文まで書いているんだから、歴史関連の仕事に就きたいと誰もが思っているはず。

 

きっと普通の上場企業に入って安定した生活があったとしても、本当は刀とか作ってみたかったんだよな~。

でも、狭き門だったからあきらめた。

他に歴史関連の就職先ないかな~

 

あるあるでは?

 

大学側が紹介してくれるのは世の中の仕事のごく一部です。

 

文系の歴史や文学に特化した就職先を紹介してくれる大学なんてほとんどないと思います。

 

ただし、この「事務職・営業職・販売」のなにを見るかで大きく変わって来るんです。

 

今なら、声を大にしてみんなに言いたいことの一つ。

マニアックに将来や就職先を探し過ぎ

就職先がないなんて、いまのわたしからするとナンセンスです。

 

伝統工芸師になりたいからと、大学に入ったのはいいけど、それらしい就職先がみつからない?

 

そりゃそうです。

 

求人募集のところに、「水引細工の弟子募集!」なんてものはありません。

 

伝統工芸は基本弟子入り。

自分から望んで、師匠の元に飛びこまねば就職先なんて決まらないことがほとんです。

 

しかも、就職サイトや求人募集サイトにこんな分野の人たちから求人募集はほぼない。

 

ときどき、ハローワークなんかに歴史や文系・美系のマニアックなジャンルから募集があることがあるので、チェックするなら断然ハローワークがおすすめ。

 

マニアックな就職先を探すならハローワーク!!!!

 

とはいえ、こうしたサイトでの検索機能で「歴史・美術・文化」といった項目で探そうと思ってもそうそうないですから(笑)

 

まずひっかかりません。

例えばこんな就職先

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じゃあ、やっぱり文系の就職先なんてなんにもないじゃん!

と、思われた方。

 

ないわけがない!

 

今の自分(まちこ)が歴史や文化財、文学系、美術系、芸術系の分野でザッと思いつくものを羅列してみます。

 

  • 画材作り(絵の具や顔料などを作る人、筆を作る人、彫刻刀や小刀など
  • 紙作り(ノートなどの製紙や伝統の和紙製造、
  • 木の加工(日本の生活の中には欠かせないもの、見渡せはありとあらゆるものがある
  • 林業(まちこは日本の全ての文化の源であるこの職業を超絶ゴリ押しする!誰か漆を作ってみないか!
  • 伝統工芸師への直接の弟子入り
  • 歴史ジャンルを扱っている財団法人や公務員(歴史の維持に欠かせない団体
  • 運送会社(歴史的な品物を搬送する特殊な技術が必要
  • 食品会社(伝統の食べ物を製造している
  • 販売会社(伝統品を取り扱っている
  • 鑑定士
  • 神社やお寺への就職
  • 大工さん
  • 出版・テレビ業界(歴史関連の仕事に関われる
  • 観光関連(バスガイドさんやタクシーの運転手さん←意外に歴史詳しい人が多い
  • 旅行会社(自分で企画を上げられる

 などなどなどなどなど。

 

こういった分野は表だって活動することがないので、歴史や美術・芸術の縁の下の力持ち的な存在。

文系や歴史系・美術系はほぼ目に見えません。

 

歴史の仕事というと、大学の教授のような研究職ばかりがきらびやかに紹介されたりしますが、それだけはありません。

歴史には長く続いて来たもの、これらを支える人たちがたくさんいます。

 

それを知るには、大学の求人だけでは断然足りません。

 

例にあげた中で一番わかりやすいのは運送会社。

 

引っ越しや日々の荷物の配送だけのイメージがありますが、美術品(重要文化財や国宝など)の運搬を行う人たちもいます。

 

特殊な資格を持っている人たちで、超専門家。

エキスパートです!

かっこいい!!!

www.nittsu.co.jp

 

どこに就職したとしても、なにかしらの形で歴史に触る仕事をしている職場が必ずあります。

 

上記にあげてはみたものの、書きだすとどのジャンルの就職先でも歴史に関わる仕事なんてごまんと考えられます。

 

自分の住んでいるアパートのとなりにある老舗屋さんは、江戸時代から続くお菓子を販売している。

これだって、歴史に関わる仕事の一つ。

 

さらに、実はこの会社の古文書やお菓子の型などを維持していくために、販売員とは名ばかりのお弟子さんを募集している。

その古文書は大変貴重で重要文化財に指定されているものだったりしたりして。

 

なんてミラクル!

 

ようは、就職先の求人募集をただ鵜呑みにするのではなく、その会社が社会や文化に対してどれだけ活動を行っているか。

それは自分でしか調べようがありません。

 

例えば、求人欄に会社名「英語の横文字の名前」で「販売員募集」とたった一言しか書いていなかったとします。

 

「違うんだよな~、販売員じゃないんだよ」

内心:(洋服の販売かなんかだろう?)

 

ではダメです。

 

そこの会社がどんな製品を取り扱っていて、なんの製品を販売しているのか。

もしかしたら、伝統工芸師に直接買い付けを行っていて、日本のそういった伝統品のみを取り扱っている会社かもしれません。

海外へ日本文化を広めている会社かもしれません。

もしそうなら、なんて面白い会社なんでしょう!

 

見落としてしまったらもったいない。

ものの見方で全てが変わる~まとめ~

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自分が歳をとり、親となり、経験を踏み、周りが少し見え始めて来ると、学芸員にこだわり文化財保護にこだわって、なにも見えていなかった当時の自分が歯がゆくて。

 

全てはちょっとしたこと。

 

まちこのように、文化財の修復をするには学芸員*1にならないとダメなんだという固まった考えになってしまったことで、周りが見えなくなってしまっている人はたくさんいると思います。

 

文系の大学に入ったけど、将来はちょっといいところに就職して生活していければいいや。

それではせっかく得た知識が勿体無い。

 

親御さんもそうです。

文系や美系の大学に入ったって、就職先なんかほとんどないだろう。

ではないんです。

 

そして現在就職してしまったもののあきらめられない人。

年齢不問の就職口だってたくさんあります。

 

まちこのおせっかいかもしれませんが、歴史や美術にかかわる仕事は日々の生活の中でありとあらゆるところに存在ます。

 

小説家になりたいから、歴史の研究職に就きたいから。

もちろんそれは自分の目標だから、とことん追求すべきです。

 

でも、そこで挫折してしまったからといって、全てが終わりではありません。

 

ちょっとだけ見る方向を変えると、今度は違った世界が見えるはずです。

 

 

歴史が好きだけど就職先がないなんて思っているなら、それは大きな間違い。

 

自分が好きなことをちょっと違う角度で色々探してみて下さいね。

まちこは応援していますよ!

 

以上「おらがまち」まちこでした。

 

文系や美系の大学だからと恐れずにやりたいことをやろう!

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同志たちよ、いざ行かん!

 

*1:博物館や美術館などで働く、その分野の専門知識を有した人。水族館や植物園、動物園などにもいます。